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家庭科の教員免許を取得できる通信制大学一覧【2024年】おすすめ

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社会人におすすめ!家庭科の教員免許(中学校・高校)を取得できる通信制大学を一覧にまとめました。

⇒通信制大学で取得できる教員免許一覧

家庭科の教員免許を取得できる通信制大学一覧

社会人が家庭科の先生になるには

中学校・高校教員免許

二種・専修なし

*参照:文部科学省 公式サイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/detail/1287064.htm

日本女子大学通信教育

大学日本女子大学
学部 学科家政学部通信教育
・児童学科
・食物学科
・生活芸術学科
住所東京都文京区目白台2-8-1
アクセスJR目白駅から徒歩約15分
学費【入学時のお支払い】
入学検定料 :1万1千円
入学金 :3万円
【年間のお支払い】
授業料 :15万円
保険料:480円(2年目以降340円)
【学費の目安】
4年間:スクーリング授業数、実習の有無によって変動
【奨学金・教育ローン】
あり
入学時期春期・秋期
選考方法書類のみ
偏差値・難易度55~68(通学課程の偏差値)
編入制度2年生編入学(最大54単位認定)
3年生編入学(最大62単位認定)
3年学士入学(一律30単位認定)
スクーリング会場目白キャンパス
オンライン環境オンラインスクーリング
学習サポート質問票、履修相談など
就職サポート不明
卒業率不明
その他軽井沢卒業セミナーあり(2022年度は遠隔での実施)
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⇒日本女子大学通信教育の評判&デメリットとは?

【体験談】社会人でも通信教育なら家庭科の教員免許を取得できる

口コミ・評判

家政学部科目履修コースに入学した理由

家庭科の中学校、高等学校教員免許取得のため。日本女子大学が唯一、通信教育で家庭科の教員免許を取得できる大学でした。

入学願書と共に手書きの志願書の提出が求められました。1000文字で入学理由や目標を書いて送りました。

⇒通信制大学の選び方、偏差値・難易度。

スクーリングは必修でした

日本女子大学では、毎年夏にスクーリングを集中的に行っていました。日本中から学生が集まるため、泊りがけでスクーリングに参加者が半分以上でした。

わたしもその一人で大学の学生寮に3週間滞在。私の場合は実家の家族経営の会社で働いていたため理解があり、休みを取りやすい環境でした。

年齢層は様々、20代と30代が一番多く、あとは40代、50代、60代、それ以上の方まで幅広く集いました。性別は女性が圧倒的に多かったですが数名は男性もいました。

若い方はほとんど教員免許取得を目指していて、すでに家庭科以外の教員をされていて、家庭科も教えたいために参加した方も。

授業ですが午前、午後と2科目ずつ1週間続けて同じ授業がありました。被服実習、授業実習や、電気科学などを学びました。

授業は厳しく中には単位を落とした学生もいました。しかし厳しい分、学生たちの結束は固まり素晴らしい友人に巡り会えました。

⇒通学不要のオンライン大学まとめ

単位の取り方

2ヶ月に一度、レポート提出の期限とテストがありました。レポートは少ない時で1つ、多い時は4つ出していました。私は自宅で夜勉強していました。

スクーリングや教育実習に行くまでに取得すべき単位があったりしました。テストは、大学が全国にテスト会場を設けてくれていました。テストの日は日曜日でした。レポートが合格している科目のみ受験可でした。一日1科目から4科目まで受験できました。

サボりたい時もありました。頑張れたのは2ヶ月に一度テスト会場で、スクーリング中に出会った友人と顔を合わせ、励まし合えたからです。

⇒学費が安い通信制大学、おすすめはどこ?

質の高い授業に大満足

家庭科教師の通信大学の女性学生

日本女子大学の授業は、どれもレベルが高く実りのあるものでした。特にスクーリングで受けた実習の授業はレベルが高かったです。

被服実習ではジャケットを作りました。基本的な作り方を先生が講義した後に各自好きなデザインで制作しました。私は本当に被服実習が苦手で、涙を流しながら作業に取り組みました。

先生の助手の方が何人もいたのできめ細かく教えてもらえました。布の裁ち方や、縫い付けのコツなどを覚え、少し自信がつきました。

自分が高校生の頃などは、沢山の学生に先生が一人だったため、生まれてはじめてゆっくりと服作りについて学べました。

また、フランスのメゾンで活躍していた講師も一日だけ授業に参加してくれました。本場パリの様子や、メゾンで働く人々の厳しさなど話の数々に聞き入りました。

出来上がったジャケットは全てマネキンに着せてお互いに鑑賞し合いました。とても素敵な授業でした。

スクーリングの頻度と費用にはちょっと不満

日本女子大学では夏以外にもスポットで1日などスクーリングがあり、その度に大阪から東京へ行きました。そのため、交通費、滞在費が授業料よりもかかりました。

交通費を浮かせるために基本的には高速バスで移動しました。滞在費は学生寮でしたので安かったですが、それでも1週間の滞在で4万円弱かかりました。

平日は朝夕の食事付きでしたので助かりました。当番制で共有スペースなどの掃除は自分たちで行い、電話当番もありました。古い建物でしたのでよく虫がでるのが恐怖でした。(笑)

⇒通信制大学のデメリットを知って後悔しないでね。

日本女子大学はこんな社会人におすすめ!

日本女子大学は真面目で、とても厳しい大学でした。通信教育をただのドル箱ではなく、中身のあるものにしたいという風潮が伝わりました。

レポートひとつでも、先生方が直筆で長文のコメントをくださったり、大変丁寧に教えてくださいました。ただしその分、学生もとても大変です。このデジタル時代に手書き提出必須のレポートが半分ほどありました。

テストも難しく、ちゃんと勉強しないと絶対に受かりません。本気で、犠牲を厭わずに勉強する環境と覚悟がある方のみ入学することをお勧めします。

⇒通信制大学はなぜ卒業できない?理由を徹底調査!

転職して公務員になれました

市役所の採用試験に役立ちました。日本女子大学では家庭科の教員免許を取得したものの、結局私は教員にはなりませんでした。教育実習で、自分には先生は向いていないと感じました。

ちょうどその頃、弟が公務員の採用試験の勉強をしていました。資料を見ると、ある市の福祉専門の職員の受験内容が教員免許で勉強した内容と似ていました。試しに受験したところ、なんと正規職員として採用されました。

他の受験者は大学で福祉の勉強をしていた学生か、福祉関係のキャリアを持つ方ばかりでした。私の合格はまさに日本女子大学通信教育のおかげでした。

残念ながら私はその後結婚し、夫の転勤により市役所は離職しました。今、また独学で子育ての合間にデザインの勉強をしています。

一人でも諦めずに勉強できるのは、通信教育で資格を取得した経験があるからです。地道に諦めずに続ける力、これこそ通信教育が私の人生に与えてくれた最大の影響です。

日本女子大学で家庭科教員免許を取得した30代女性の体験談
*体験談はランサーズ等のクラウドソーシングにて募集いたしました。

⇒日本女子大学の口コミ・評判。卒業生のリアル体験談はこちら

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みんなの口コミ・評判

家庭科の教員として働く女性からの口コミ

家庭科の先生

高校で家庭科の教師として働いています。1年生の家庭基礎で、衣食住、ヒューマンサービスについて授業をしています。

教えていて何よりうれしいと感じるのは、生徒に「今日の授業よくわかった」と言ってもらえるとき。そして「家庭科」に興味をもって、学ぶ楽しさに気づいてくれたときですね。私の授業を通して管理栄養士に興味をもった生徒もいて、本当に教師を選んでよかったと思います。

家庭科は生活に密着した教科。それだけに身近なことを題材や話題にして授業を面白く展開できるのが魅力だと思っています。授業に工夫を凝らして、家庭科を学ぶ意味や価値、楽しさをしっかり伝えていきたいです。

高校の教師には“子どもたちへの愛情”と“担当教科についての専門性”が必要。その二面性が醍醐味だと思っています。

私の専門は家庭科です。「食べることが好き」という気持ちが“食”への関心となり、それがさらに広がって家庭科教師という道につながりました。

その科目を教えることに、私は誇りを持っています。子どもたちの自立に、必ず役立つ科目ですからね。そして同時に、私の場合は根っからの子ども好き。

つくづく幸せな仕事に就いたと思いますね。これまでの教員生活で卒業生も送ってきましたが、彼・彼女らとの関係は「卒業したら終わり」じゃありません。ずっと続くし、年々それは増え積み重なっていく。ありがたい仕事だとも思います。

家庭科は生きるためのノウハウを教える教育の原点

家庭科ほど様変わりした科目はないかもしれません。かつての料理・裁縫を教える科目ではなく、生きて行くために必要な総合的な知識や技術を身につけさせる、これが現代の中学・高校における家庭科履修の目的です。

中学校では、衣食住の基本知識を生徒にしっかり学ばせます。高校ではファッションデザインや食文化や食品栄養学、食品衛生学と教育内容は広がるうえに、消費生活や子供の保育も加わります。

教える側に求められる素養や知識、実習で求められる技術的なスキルも広範囲になります。生活していく上で役立つ知識というのは、経験を重ねることによって培われる能力でもあります。

新米の家庭科教師は特に人生経験が浅く、生活全般の経験値が低いので、そもそも自分自身にノウハウが蓄積されていないという問題に直面することでしょう。

ここが家庭科を教える教師が悩むたいへんなところであり、やりがいでもあります。経験不足に悩みながら試行錯誤を重ねて、なんとかギャップを埋めていかなければなりません。

こうした努力のプロセスを踏んでいくことが、教師としてだけでなく人間的な成長をももたらしてくれるのです。

家庭科教師の道を選ぶことは、他の科目にはない醍醐味を味わう経験を得るということでもあります。

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